クラカグループ(倉敷青果荷受組合)





2013年11月のアーカイブ

H25年11月22日、農林水産省北陸農政局・農畜産業振興機構の主催で、石川県金沢市の北國会館にて開催された「加工・業務用野菜に関する検討会」にて、弊社代表者が事例講演を行いました。

 

安全・安心志向の高まりによって拡大する国産原材料需要に対応するために、生産者・実需者間の相互理解を深め、各産地の加工・業務用野菜の取組の推進と生産拡大に繋げようという今回の検討会。

生産者、農協、行政、流通業者、実需者等70名以上が一堂に会し、情報交換を行いました。

 

弊社代表者の講演の様子です。

20131122検討会20131122検討会

弊社では毎年11月上旬から、天津甘栗の出荷が始まります。

倉敷青果の天津甘栗は、仕入れた後の焼き入れからパック詰めまで全て自社で行っているこだわりの商品です。

ホクホクに焼きあげる甘栗を楽しみにしてくださっているお客様も多く、従業員の間でも大人気です。

今回は天津甘栗の仕入から出荷までの工程と天津甘栗加工用設備を大公開します!


天津甘栗仕入


①仕入れ

栗の仕入は信頼のおける特定の業者から行います。

産地は中国の中でも海抜が高く、昼夜の温度差が厳しい気候のため、香りがよく甘い栗を育てるのに最適な場所です。

甘栗はこのような麻袋に入った状態で私たちのもとにやってきます。



②焼き入れ

袋から出して洗った栗を、こだわりの小さな黒石と一緒に焼き釜に入れて熱しながら約1時間撹拌します。(写真左)

1回で焼ける甘栗はおよそ100kgです。

砂利を媒体にして焼くことで、一粒一粒に万遍なく熱がいきわたり、また遠赤外線効果で栗の中心までじっくりと焼きを入れることができます

天津甘栗の「甘さ」と「ホクホクした食感」の秘密は、この小さな砂利にあるのです。

焼き終わったら、窯をひっくり返して栗を取り出します。(写真右)

このとき、砂利は細かい目の溝に落ちるようになっていて、栗に混ざることはありません。

天津甘栗焼き上げ天津甘栗焼き上げ完了


天津甘栗艶出し

③艶出し

焼き終わった栗を自動艶出し機に移してさらに撹拌します。

艶出しをすることで、表面をツルツルにして見た目を綺麗に仕上げることはもちろんですが、焼いた栗を剝くときに手が黒く汚れるのも防ぎます。



天津甘栗乾燥

④乾燥・冷却

大きな扇風機で乾燥・冷却します。

風力が強いので、この周りはとても寒いです。

⑤包装・密封

最後に、焼きあがった甘栗を既定の内容量ずつ袋に詰め、脱酸素剤を入れて密封します。

左の写真は甘栗の自動計量機で、設定したグラム数を量り取って自動的に袋に入れる機械です。

右の写真は袋の口を密封する作業の様子です。

しっかりと密封することで焼き立ての味をそのまま皆様のもとへお届けすることができます。

天津甘栗自動計量天津甘栗自動計量



甘栗完成品

以上が弊社の天津甘栗加工場の様子です!

甘栗はじっくりと時間をかけて焼くことで、本来の甘みが引き出されます。

そのため加工には時間がかかりますが、「たくさんのお客様にクラカ自慢の甘栗を食べて頂きたい」という思いで、日々元気に稼働しています。

「クラカグループ」と名前の入った天津甘栗を見かけたら、是非お試しください。

おかやまIT経営力大賞」にて、弊社の取組について『受注から製造、納品までを一貫したシステム構築により、販路拡大・効率的な経営を行っている』ことが評価され、優秀賞に選定されました。

「おかやまIT経営力大賞」は、優れたIT経営を実践している岡山県内の企業を表彰するもので、2008年に始まり今年で6回目です。

おかやまIT経営力大賞2013 記念フォーラムの様子

 

弊社は2010年(平成22年)に カット野菜部の「受注管理システム」の事例で大賞を頂き、ITを活用した簡素化・効率化について日々考えてきました。

そして今年、新たにカット野菜部の「生産管理システム」を導入しました。

これは、商品の生産状況をシステム上で管理するもので、先の「受注管理システム」と直結する形になっています。

「受注」部門と「生産」部門間での情報のやり取りをより早く・より正確に行えることにより、

①作業効率を上げ人件費を削減する

②納品ミスや出荷遅れを減らす

実績のデータでの見える化により、

①製造現場の廃棄ロスの半減

②指示書のペーパレス化による経費削減と配布漏れなどの防止

などの効果が出ています。

 

IT技術は導入しただけで効果があがるものではなく、使う人が「情報をいかに有効に活用するか」で初めて意味を持つものであると私達は考えています。

スタッフ全員が「IT経営」の意味と目的をしっかりと理解し、提案しあえる意識づくりをすることで、将来的には目に見える成果に繋がっていく、今回の受賞を期に、そのことを改めて確信し、従業員の向上心が更に高まっているように感じます。

 

IT経営力大賞優秀賞記事