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玉ねぎ・キャベツ契約生産者の皆様と協議会を行いました

玉ねぎ・キャベツ契約生産者の皆様と協議会を行いました

2025年(令和7年)8月8日(金)、クラカグループ本社屋3階にて、玉ねぎキャベツ契約取引を行っている岡山県内の生産者の皆様をお招きして、協議会を開催いたしました。
協議会は定刻を過ぎても熱心な話し合いが続き、大変実りのあるものとなりました。

玉ねぎ・キャベツ契約生産者の皆様と協議会を行いました

開会に先立ち、当グループ倉敷青果株式会社の冨本専務が、昨年の状況を振り返り、秋冬野菜が高騰したという事実を踏まえて、春野菜の課題を共有し、県内の契約生産者の皆様と成功・失敗の事例を分かち合いたいと述べました。
さらに、良い野菜を出荷し、ともに発展していくための勉強会として有意義な協議会にしたいとの挨拶をしました。

専務挨拶

次に、各出席者の皆様より自己紹介とご挨拶をいただき、当社カット野菜の品質保証担当の上西主任より、今春入荷した野菜の状況について、スライドを用いて説明しました。併せて、お客様から寄せられたご意見なども共有いたしました。

品質保証からの説明

その後、生産者を代表して、農業生産法人「有限会社エーアンドエス」の大平様より、栽培方法や日頃の取り組みについてお話しいただきました。
続いて、当社の農業生産部門である農地所有適格法人クラカアグリ株式会社」の牛丸課長が、栽培に関する意見を述べました。

エーアンドエス大平様の演説
意見を述べる牛丸課長

これらの発表を受けて行われた質疑応答では、高温時における栽培方法や圃場の手入れ方法、農機具の効果的な使い方などより具体的で実践的な内容となり、活発な意見交換の場となりました。

質疑応答の一場面

最後に、当社カット野菜部の寺田部長より、日頃の感謝をお伝えするとともに、カット野菜製造業者の立場から今期の秋冬野菜について生産者の皆様へご要望を申し上げました。

カット野菜部からの感謝とご要望

近年、夏場の高温が常態化する中、良い野菜を栽培しようと品種の研究や栽培方法の工夫を重ねる生産者の皆様には頭が下がる思いです。
その取り組みをさらに実りあるものにするためにも、生産現場と加工業者の双方が情報を共有し合うことが、地域全体の農業の発展につながるものと確信しております。

今後も生産者の皆様とより良い協力関係を築き、相互に向上できるよう取り組んでまいります。