岡山県倉敷市の青果市場

農業生産部門クラカアグリの圃場にて「玉ねぎ」の収穫を行いました

タマネギの収穫を行いました

2023(令和5)年5月12日(金)、クラカアグリの圃場(ほじょう)にて玉ねぎの収穫が行われました。

玉ねぎの収穫

岡山県は恵まれた自然環境を活かし、近年農林水産業産出額は増加傾向にありますが、米の消費減少や農業従事者の高齢化により農地の維持管理が困難な状況となっており、遊休地の増加が懸念されています。

クラカアグリは岡山県の補助事業を活用し、生産機械を整備することにより加工業務用野菜の生産面積の大規模化を図り、高い志を持った農業者の育成も行いながら持続可能な農業経営の安定化を目指しています。

現在は青ネギ、キャベツ、スイートコーン、そして加工業務用野菜として需要の高い玉ねぎの増産に取り組んでおり、この日は玉ねぎの収穫の際に葉をカットする『茎葉処理機』、玉ねぎを土から堀り出す『堀取り機』、掘り出した玉ねぎを拾い上げる『玉ねぎピッカー』、拾い上げた玉ねぎを運ぶ『高床作業車』を使用して作業を行いました。

クラカアグリの農業機械

少子化による人口減少の進行に伴い、作業の効率化、省人化が課題となっていますが、農業機械の積極的な活用により生産効率を向上させ、若い生産者にも取り組みやすい環境を整えることが可能です。
クラカアグリでは令和8年度に生産面積を令和4年度の50aから10ha(1,000a)まで拡大し、500tの出荷量を目標に掲げています。

令和8年度作付計画

これからもクラカグループの継続的な成長とともに地域農業の活性化、発展に少しでも寄与できるよう努めてまいります。

クラカアグリ圃場