福岡県福岡市にある輸入青果の「株式会社南九 貿易本部」を訪問しました
2023(令和5)年5月19日、倉敷青果カット野菜部課長の河合、作間の2名が福岡県福岡市東区にある株式会社南九 貿易本部を訪問させていただきました。
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株式会社南九はアジアをはじめ欧米、南米、オセアニア、アフリカなど世界を相手にグローバルなビジネスを展開し、同時に国内の農作物を世界へ広めることにも積極的に力を入れています。倉敷青果では剥きタマネギや人参、パプリカなど多くの輸入野菜、輸入果実についてお取引させていただいています。
この度は担当者変更のご挨拶を兼ねて輸入野菜・果実の商談を行うための訪問となりました。
商談ではキウイの産地であるニュージーランドが雨とサイクロンの影響により切り上りが早くなりそうなことやオレンジは船舶運航スケジュールの乱れもなく例年通りであること、また南アフリカ産のグレープフルーツの日本向けの数量が少なくなりそうなことなど直近の輸入果実の動向を伺うことができました。
倉敷青果では仕入れの多角化を積極的に進めています。その背景には円安や産地の天候不順などの問題があります。従来の仕入れでは欠品が生じたり、また欠品を避けるために過剰な在庫を抱えてそのまま商品をロスさせてしまったりする恐れがあります。
こうした事態を回避するため様々な産地から適正な数量の仕入れを行うことで、年間を通じて野菜や果実を安定的に流通市場へ供給できる体制を整えることができます。
商談の後、森崎係長のご案内で業務終了後の市場内を見学させていただきました。
山下代表取締役をはじめ和田本部長、佐藤部長、森崎係長、岡部様、仲原様、株式会社南九 貿易本部の皆様、お忙しい中ご対応いただきまして誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。