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りんご生産量全国一位の青森県弘前市へ訪問いたしました

2024(令和6)年8月26日(月)~27日(火)、クラカグループ顧問の冨本が『青森県弘前市(ひろさきし)』で開催された、公益財団法人青森県りんご協会主催『りんご産地情勢報告会』と、弘前市主催『全国青果会社招待会』、全国農業協同組合連合会青森県本部主催『りんご販売懇談会』に参加いたしました。

青森県弘前市と言えば、リンゴの生産量全国一位の産地として有名です。

実は当グループも昭和20年代は戦後で流通網が整わない中、ここ弘前市に駐在しリンゴの買い付けを行っておりました。クラカグループのロゴマークに使用されているリンゴの由来ともなっています。

 

>>りんご大学ホームページ参照<<

まずは弘前駅近くの『青森県りんご協会』よりバスでリンゴ農家の「相馬氏園」「小笠原氏園」へ視察に向かいました。両農家様とも今は「葉とらず栽培」に力を入れているとのことです。通常は葉を摘むことで果実に日が当たり赤く染まります。しかし近年の夏場の猛暑により日ヤケ果(白や焦げ茶に変色し果肉が壊死する)の発生が増えたとのことで、葉を残すことで日ヤケ果を防止する(ただし全体が赤く染まらない)栽培に切り替えたとのことです。見た目は今までのような赤々としたリンゴにはなりませんが、葉からの養分を豊富に蓄える為、糖度は高く濃厚な味となります。

続いて南田温泉アップルランドにて『りんご産地情報交換会』を行いました。前年産の青森リンゴは猛暑の影響で早生種が日ヤケ果を発生したほか、中生種も収穫前落果があり、予想より大幅に減産してしまいました。しかし今年は前年比13%増の約42万トンを越える予想とのことです。

>>弘前市ホームページ参照<<

その後、再びバスで藤崎町(ふじさきちょう)へ向かい「ふじさき産業文化交流施設」の「リンゴカ・ミュージアム」を見学させていただきました。ここは閉校してしまった旧弘前実業高等学校藤崎校舎をリノベーションしたもので、全国で唯一「りんご科」の科目が設置されていた校舎だそうです。

ちなみに日本一の生産量を誇るリンゴの品種「ふじ」は、ここ藤崎町発祥であることからその名前をとり、また日本一美味しいリンゴを目指す意味で日本一高い富士山の頭文字に合わせたということです。

>>藤崎町ホームページ参照<<

その藤崎町のお隣「田舎館村(いなかだてむら)」では色の違う稲を手作業で植えた「田んぼアート」があり、展望台から鑑賞させていただきました。

>>田舎館村ホームページ参照<<

その後、弘前パークホテルにて「弘前市全国青果会社招待会」が開催されました。全国から青果会社約150社が出席し、弘前市長のご挨拶の元、交流を深めさせていただきました。

翌日27日(火)、アートホテル弘前シティで開催された「りんご販売懇談会」に出席させていただきました。全国から青果会社100社以上と地元の農業協同組合の皆様が参加しており、今年の青森県産リンゴの生育状況・予測収穫量や、今後アジア圏への輸出の拡大・インドへの試験販売、また物流問題への対策としてパレット輸送の拡大・遠隔地における貨車コンテナ等を活用した輸送拡大・荷受先への荷待ち時間削減への協力要請、消費拡大対策として「葉とらずりんご」の宣伝活動強化などが紹介されました。

また当グループが毎年リンゴの仕入れで大変お世話になっているJA相馬村(そうまむら)の皆様や、JA八戸(はちのへ)の皆様にもお会いすることができ、大変うれしい思いでした。

>>JA相馬村ホームページはこちら<<

>>JA八戸ホームページはこちら<<

美容や健康にも良い青森りんご!これからもたくさんのお客様に青森りんごを食べていただけるよう、当社尽力していきたいと思います!この度ご対応いただいた弘前市の皆様ありがとうございました。これからもクラカグループをよろしくお願いいたします。

>>青森りんごホームページはこちら<<