農経新聞と食品市場新聞に「加工用青ネギを強化、集出荷貯蔵施設が完成」と掲載されました
2021(令和3)年2月22日(月)発行の農経新聞と2021(令和3)年2月24日(水)発行の食品市場新聞に掲載されました!
見出しはクラカグループ『加工用青ネギを強化、集出荷貯蔵施設が完成』で、農地所有適格法人クラカアグリでは、昨年10月より農林水産省の『令和2年度 強い農業・担い手づくり総合支援交付金事業』を活用して集出荷貯蔵施設の建設に着工しておりましたが、ついに完成したという内容です。
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新施設は鉄骨平屋建で建物面積は385㎡、うち青ネギ調製室165㎡、冷蔵庫220㎡です。
調製室には青ネギの皮むき洗浄機1台が設置され、従業員4、5人で一日400~500kgが限界だった処理量を1tにアップさせることができます。
これにより、現状年間47㌧(2017~19年平均)の出荷量を、2022年には266㌧に増加させる計画です。
新型コロナウィルス感染症の拡大による影響で、国内における令和2年2~4月の青ネギの輸入量が昨年同月と比較して3割減少しました。このような状況の中、契約取引先の倉敷青果荷受組合から、加工・業務用青ネギについて、安定供給を図り、中国産から国産へ転換するため、青ネギの供給量増加の依頼がありました。
こうした要請に応じ、岡山県内で加工用青ネギ・キャベツ・レタス・スイートコーンの露地栽培を行っているクラカアグリでは供給量を増加させるため、作付面積の拡大・収穫回数の増加、天候に左右されない安定供給を実現させるために本施設を整備しました。
しかし、整備しただけでは供給量を増やすことはできません。これからは産地との協力体制をより強化し、農業の担い手を増やし、地域農業の活性化を飛躍させていく必要があります。
クラカグループが掲げる、安全・安心な加工・業務用野菜の安定供給に向け、クラカアグリもより一層尽力し、強い農業を目指していきます。