外国人技能実習生寮を改築!受入れ強化へ
2021(令和3)年1月、外国人技能実習生の受け入れ強化に向け、昨年改築を行った実習生寮です。やっと家具も入り、環境が整いました。
知らない方もいるので説明すると、外国人技能実習生とは『技能実習制度』を活用して、日本の企業で、母国では習得困難な技能を習得するための制度で、帰国後に習得した技能を活かし、母国の経済発展の担い手となることを目的とした実習生のことです。ですので勘違いされがちですが、企業側の労働力確保の手段ではなく、国際的に技能を提供する社会貢献の一環なのです。もちろんちゃんとした雇用契約も締結し、実習生の保護や適切な環境整備を行うことが企業側の責務となります。
当然、実習生にも精一杯技能を習得していただきます。
入国前講習(約3カ月)にて日本語、日本文化、習慣等を勉強し、外国人技能実習機構の認定の元、入国後1年間は『技能実習1号』実習生として就労実習し、基礎級技能検定に合格することで、2~3年目は『技能実習2号』、更に3級技能検定に合格することで一時帰国後4~5年目を『技能実習3号』として就労実習します。最後に2級技能検定受験後帰国し、母国の経済発展の担い手となります。
5年間も知らない土地で勉強するというのは、大変な苦労だと思います。
クラカグループは、そんな実習生が勉強に専念できるよう、実習生寮を改築し、環境を整えて応援しています。なんとフリーWi-Fi完備です!
それぞれプライベートルームが割り当てられます!部活動合宿のような大部屋雑魚寝ではありません。
貴重品を収納できる、個人別ダイヤルロック式ロッカーもあります!
皆で料理して食事できる食堂とシャワールーム&洗濯ルームです。
残念ながら冷蔵庫や洗濯機は共有となります。
トイレも温水洗浄便座式です!日本が誇るウォシュレットです。
2019年4月より、少子高齢化に伴う働き手不足に対処するため『特定技能制度』が公布され、技能試験及び日本語試験に合格するか、技能実習2号を良好に修了することで、5年間の就労目的での在留が可能となりました。
技能実習生の皆さんには、技能を習得していただき、是非今度は特定技能者としてクラカグループに参加していただきたいです。
2月2日に緊急事態宣言の延長が発令され、外国人入国禁止が継続されました。
今は新たな実習生の受け入れもストップしていますが、クラカグループでは実習生が技術習得に専念できる環境を整え、皆様をお待ちいたしております。