岡山県倉敷市の青果市場

内定式および勉強会を開催しました

2022(令和4)年10月22日(土)、2023年度入社社員を対象とした内定証書授与式勉強会を開催しました。
次年度は、新たに11名が入社します。本日の内定式では、全員が出席し内定後初の同期との顔合わせとなりました。

内定式では、専務の冨本より歓迎の挨拶、内定証書授与、自己紹介がありました。
今回の内定者の皆さんも、続くコロナ禍での厳しい就職活動を切り抜けた11名です。
専務からは、当グループの従業員が、今回の内定者11名を迎えて来年には総勢約400名となること、その従業員全員が共有する3つの基本理念(『挨拶』『清掃』『新しいことに挑戦する』)のこと、学生時代に培った新しいコミュニケーションスキルをさらに磨く努力を続けてほしいという話しがありました。最後に、残り少なくなった学生生活の中で、やり残したことに打ち込み、4月の入社式を迎えられることを楽しみにしているというメッセージが送られました。

 

 

内定式の後は、それぞれの部署担当者による勉強会です。

トップバッターは「総務部」です。
会社を支える総務部は、いわば縁の下の力持ち。会社に無くてはならない存在です。
業務内容の説明の後には、のし袋の包み方のグループワークを行いました。
のし袋を初めて見る人も多く、戸惑いの声もありましたが、ヒントから意味を考え、意見を出し合って正解を導き出せたグループもありました。仲間同士で考えることで、問題解決に導けることを実感できたようでした。

 

 

続いて、「荷受部門」の営業担当者から、青果市場の現状やこれからの課題などについての説明がありました。
荷受営業の醍醐味は、世の中の動きや売り場構成などを考えて適正な価格をつけ、相場を作っていくことです。また、そうして売った青果物がダイレクトに消費者に伝わるという喜びを感じることもできます。知識と経験、情報収集力が問われる職種ですが、当グループでは、頼れる先輩社員が入社後にしっかりとサポートする体制を整えています。一方で、まだまだアナログ部分も多い業界の為、ITを活用しての省力化などの提案はどんどん行ってもらいたいとのメッセージもありました。
営業とはいえ、届いた青果物の移動のため、一日合わせて約1トンのダンボールを運ぶというのは、印象的だったのではないでしょうか。

 

 

「カット野菜部」の営業担当からは、近年需要が増しているカット野菜を製造しており、西日本最大級となる「カット野菜工場」を運用しているグループ最大規模の部署であること、そのため工場内では多くのスタッフが働いており、それら受注生産をスムーズに取りまとめる製造部門や、きちんとした物が供給できているかを調査している品質保証部門があることを紹介しました。

カット野菜部営業では、担当エリアが広域にわたるため、全国へ出張や展示会などに行き、広い世界を見る事ができます。また、比較的新しい部門の為、若手が中心となります。早い段階から責任ある仕事を任せてもらえるため、日々改善できる人、提案できる人が活躍できる環境だと説明しました。

 

もちろんカット野菜を製造するには当然その原材料となる品質の良い野菜が必要となります。その膨大な量の野菜を生産者から仕入れて管理する、長年の経験が要求される部門もあります。

それらをサポートしているのがアシスタントである事務部門です。365日交代制でお客様からの注文を受け、時には急な要望にも迅速に対応し、営業と連携して配送の手配まで行う若手が活躍する部門です。

 

概要説明の後は、当グループの得意先名を考えるクイズ形式のワークがありました。
当グループの取引先は、コンビニや給食関係、全国展開をしている大手外食産業など多岐にわたるため、実は、「普段食べているあのお店の千切りキャベツは、クラカで製造している」ということも少なくありません。店舗名は知っていても経営する会社名は知らない人が多くその規模の大きさを実感してもらえたようでした。

 

 

農業生産部門である「クラカアグリ」としては、2021年に完成した青ネギ集出荷貯蔵施設の見学を行いました。この貯蔵施設ができたことで、大幅に青葱の生産量を増やすことができた事、農業生産でも機械化を進めているが、非常に高額なものが多いなどの裏話も飛び出しました。
また、「せっかく1次産業である生産部門が同じグループにあるので、貴重な機会を逃すことなく交流を持って勉強してほしい」という言葉は胸に響いたのではないでしょうか。

 

 

最後に、「情報管理室」から、いまやIT化は欠かせず、パソコンが使えなければ仕事にならないという話しがありました。
情報管理室は、全部署のシステム保守や仕様の検討などを行い、これまでの課題をITで解決をするための業務を行っています。そのため、あらゆるセクションの人とかかわる必要があり、コミュニケーションスキルをアップすることができます。
業務説明の後は、当社内で主に使われているIT用語のクイズがありました。従業員であれば、当たり前に知っているこれらの言葉。内定者の皆さんには、なかなか難しかったようです。今や競争力を決めるのはシステム力!一緒に勉強していきましょう、というメッセージで締めくくられました。

 

勉強会の合間に、当グループ経営の和食レストラン「ゆうなぎ倉敷本店」のお弁当を食べた後、入社一年目の若手を中心とした先輩社員との交流会もありました。

4月から勤務予定の部署に分かれて、ざっくばらんな雰囲気の中で、これから始まる社会人生活の事や実際の仕事の様子など気になることを聞けたようで、内定式や勉強会とは一転して笑顔があふれていました。

 


今日の内定式で、学生から社会人への一歩が始まりました。
当グループでは、残り少ない学生生活を大切にしてもらいながらも、今後も定期的に勉強会などを行い社会人への切り替えをサポートしていきます。

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