小ネギ生産者、MAYAサステナファーム吉備中央を訪問しました

2025年(令和7年)4月25日(金)、クラカグループ倉敷青果株式会社カット野菜部の寺田部長、河合課長、作間が、岡山県加賀郡吉備中央町にある「MAYAサステナファーム吉備中央」を訪問し、年間を通じた小ネギの安定供給について商談を行いました。
当日は施設の責任者である阿部様に対応していただきました。
左から河合課長、MAYAサステナファーム吉備中央の阿部様、作間
小ネギといえば、主に九州の福岡や大分で土耕栽培されているイメージがありますが、経営母体の「株式会社MAYA SUSTAINERGY(マヤ サステナジー)」は全国に栽培施設を持つ農業生産法人で、吉備中央町の施設では「水耕栽培」という方法で小ネギを育てています。
水耕栽培のメリット
水耕栽培には、主に以下のメリットがあります。
- 病害虫リスクの低減:
- 土を使わないため、土壌由来の病気や害虫が発生しにくいです。
- 安定した周年供給:
- 季節や天候に左右されず、比較的安定して収穫できます。
- 効率的な水利用:
- 少ない水量で栽培が可能で、水の節約につながります。
- 栽培管理の省力化:
- 耕うんや除草作業が不要なため、管理の手間が軽減されます。
栽培ハウス内に足を踏み入れると、高床式の棚に肥料などを混ぜた溶液を流し、そこに種子から育てた苗を植えて、最適な環境の中で小ネギが育てられています。
MAYAサステナファーム吉備中央では、汲み上げた地下水をハウス内で循環させ、また太陽の動きに応じて気温を見ながら遮光カーテンの開閉をこまめに行うなど、小ネギの生育に最適な環境を常に維持し、播種からおよそ150日(冬)または約3ヶ月(夏)で収穫しています。
今回の訪問では終始前向きな意見交換が行われ、今後の連携に向けて非常に有意義な時間となりました。MAYAサステナファーム吉備中央は当社から近距離にある生産者であり、安定供給はもちろん、地産地消の観点からも重要なパートナーです。
これからもMAYAサステナファーム吉備中央の小ネギが皆様の食卓に安定してお届けできるよう、引き続き取り組んでまいります。
京都の石清水八幡宮の別宮として、平安時代中期に創建されたと伝えられる国指定重要文化財「吉川八幡宮」。毎年10月1日から10月下旬まで1ヶ月近く続く秋の大祭県下三大祭の一つ、「当番祭」は、県指定重要無形民俗文化財になっている。
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