JAめむろ芽室町百合根生産組合の皆さまが来社されました
2025(令和7)年12月20日(土)、北海道よりJAめむろ芽室町百合根生産組合の黒田組合長、岩間監事、JAめむろ農産部青果課の前川様が来社されました。
当日はクラカグループ倉敷青果株式会社より冨本顧問をはじめ、蔬菜部の西本部長、高橋課長が出席し、和やかな雰囲気の中で有意義な意見交換が行われました。

はじめに冨本顧問より長年のお付き合いに対して感謝を述べ、その後、北海道・芽室町の近況についてお話を伺いました。
今冬の雪の影響や、天候の変化による農業・漁業への影響、後継者不足といった地域を越えて共通する課題について意見を交わしました。

約6年の歳月をかける「百合根」への情熱とこだわり
意見交換の中心となったのは、JAめむろ芽室町百合根生産組合が誇る「百合根」についてです。
JAめむろは、芽室町の農畜産物を「めむろブランド」として位置づけ、品質と安全性を前面に出したブランド戦略を展開しており、その中に百合根も「芽室町こだわりの逸品」として位置づけられています。
黒田組合長からは、百合根栽培には約6年もの歳月がかかり、機械化が難しく手間のかかる作物であること、そのため生産者の技術と経験が品質を支えているというお話がありました。
機械化が進む中で手のかかる野菜が淘汰されがちな現状についても、率直な意見が交わされました。芽室町には百合根のほか、アスパラガス(収穫までに3年程度を要する)やとうもろこしなど、自慢の野菜が数多くあることも印象的でした。

産地の課題共有とこれからの販売展望
北海道では近年、野生動物による獣害も増えているとのことです。百合根は動物によっては真っ先に狙われやすく、食害を受けやすい作物であるとお聞きし、生産現場のご苦労がうかがえました。
その一方で、道内でも有数の規模とポテンシャルを持つ地域でありながら、「他地域に負けていられない」という力強い言葉も聞かれました。すでに高い評価を得ている産地でありながらも、さらなる向上を目指す姿勢が感じられました。
販売面では、百合根は国産の約98%が北海道産とされる中、甘みが強くホクホクした食味の芽室産の百合根の評判が年々高まっています。
この点について黒田組合長と岩間監事からは、需要は年末に集中しているものの、実は年明け1〜2月の方が、でんぷん質が落ち着き、より美味しくなるというお話を伺いました。
長期間販売できる商材として、今後さらに需要が広がる可能性を感じさせる内容でした。

当社に入荷した芽室産の百合根
市場内施設見学へ
意見交換の後、当社のカット野菜工場を紹介する動画をご視聴いただきました。その後、高橋課長の案内のもと、市場内施設をご見学いただき、皆様には大変熱心にご覧になっていました。




今回の意見交換では生産地との直接的な対話を通じて、生産者の想いや課題を共有できた、大変有意義なご来社となりました。
当社としても、中間業者を介さず多様な販売チャンネルへお届けできる強みを活かし、JAめむろ芽室町百合根生産組合の皆様との連携をさらに深めながら、販路拡大に取り組んでまいります。
