クラカアグリ株式会社 集出荷貯蔵施設の地鎮祭を行いました
現在、2021年2月完成予定の集出荷貯蔵施設の新築工事がクラカグループ敷地内で始まっています。
集出荷貯蔵施設は農林水産省の『令和2年度 強い農業づくり交付金』の補助金を受けて延床面積 385㎡ 断熱パネル式の構造で、 総工費 1億をかけて建設中です。
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、国内における令和2年2~4月の青ネギの輸入量が前年同月と比較して3割減少しています。
このような状況の中、加工・業務用青ネギについて、中国産から国産へ転換をするため、青ネギの供給量増加の依頼が多くありました。
クラカアグリ株式会社では、こうした要請に応じ供給量を増加させるため、作付面積の拡大と収穫回数の増加を図る計画を立てました。
集出荷貯蔵施設を整備することで、作付面積の拡大・収穫回数の増加、天候に左右されない安定供給が可能となり、供給可能数量が増加(2.1t/10a→2.66t/10a)し、加工・業務用青ネギの供給量をウイルス感染症発生前(平成29年~平成31年平均値)47.3トンから(令和4年)266トンへ増加させる予定です。
また、青ネギ洗浄ラインを導入することで、出荷調整の作業時間が削減され、出荷量の大幅な増加が可能となるとともに、冷蔵庫の整備により原材料及び製品の一時保管が可能となることから、安定的な出荷が可能になると見込んでいます。
建設に先駆けて、10月27日、建設予定場所で地鎮祭が厳かに行われました。
社員一同参列し、無事に工事が終わり、貯蔵施設が完成し安定した商品の供給をお約束できる設備になりますようにと皆で祈願しました。