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茨城県古河市のJA邑楽館林の茨城レタス産地を訪問しました

JA邑楽館林のレタス産地を訪問しました

2024(令和6)年11月21日(木)、クラカグループ倉敷青果株式会社カット野菜部課長の河合が茨城県古河市にあるJA邑楽館林(おうらたてばやし)茨城レタス産地を訪問いたしました。

JA邑楽館林のレタス産地を訪問しました
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今回の訪問ではJA全農青果センターの熊田係長と成田担当、JA邑楽館林の福田担当にご同行いただき、古河市三和地区三和出荷組合のレタス生産者である吉葉正徳様、吉葉英雄様、吉葉勝彦様、並木正広様の圃場(ほじょう:畑や田んぼのこと)を視察しました。

古河市三和地区のレタス圃場
 
三和地区では約15町の圃場で、春と秋の年2回レタスの収穫を行っています。少数の生産者による丁寧な栽培により、品位に対する意識が非常に高く、安定した品質のレタスを出荷しています。

三和地区のレタス収穫風景
 
特に、長野から九州へと産地が移行する10月から11月の端境期に収穫できる当産地は、当社にとって貴重な契約仕入れ先として、重要な役割を果たしています。

端境期(はざかいき)は、青果物において収穫と次の収穫の間に生じる供給不足の時期を指します。この供給の谷間を解消するため、地域ごとの気候や収穫時期の違いを活用した産地リレーが行われています。これにより、年間を通じた安定供給が可能となり、価格の安定化にも寄与しています。

しかし本年は、記録的な高温により生育不良が発生し、収穫時期にもずれが生じたため、青果物の生産は大きな打撃を受けました。その結果、産地リレーが機能せず、青果物価格の高騰を招くこととなりました。
三和地区でも夏から秋の高温を受けてかなり厳しい状況だったとのことでした。

今回の訪問目的では収穫の終盤を迎えているJA邑楽館林のレタス産地における生産状況を確認しました。

三和地区の新鮮なレタス01
三和地区の新鮮なレタス02

 
この度は、ご多用の中、圃場視察にご同行いただき、誠にありがとうございました。
今後も、生産者の皆様とのさらなる連携強化を図り、安定した青果物供給に向けて、より一層協力して取り組んでまいります。
 
圃場にて
 
古河公方公園(こがくぼうこうえん)古河を代表する春の風物詩・桃まつりが開かれる古河公方公園(こがくぼうこうえん)。ユネスコとギリシャが主催する、文化景観保護および保護活動の促進に貢献した施設・団体を表彰する「第3回文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」を、日本で初めて受賞した。
 

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