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「清水白桃」発祥の地 岡山一宮の中央選果場を視察しました
2026年(令和8年)7月16日(木)、クラカグループ 倉敷青果株式会社 部長の箕浦、課長の鄭が、岡山県岡山市北区一宮にあるJA岡山 一宮中央選果場を視察しました。
当日は、お取引いただいている量販店のご担当者とともに、桃の選果工程や出荷状況を確認しました。

JA岡山一宮中央選果場について
JA岡山一宮中央選果場は、岡山市北区一宮地区を中心に生産された桃を集荷・選別し、全国へ出荷する選果施設です。
選果場では、生産者が収穫した桃を光センサーなどの設備で糖度や着色、果実の大きさなどを測定し、基準に沿って等級ごとに選別しています。外観だけでは判断できない品質まで確認することで、高品質な岡山県産白桃を安定して市場へ送り出しています。
また、生産者と選果場が連携し、栽培技術の向上や出荷基準の統一に取り組むことで、「岡山白桃」のブランド価値を支える重要な役割を担っています。

岡山市一宮地区で受け継がれる桃づくり
岡山市北区一宮地区は、岡山県を代表する白桃産地の一つです。丘陵地に広がる水はけの良い花崗岩質の土壌と、温暖で降水量の少ない瀬戸内の気候を活かし、品質の高い桃づくりが行われています。
栽培されている品種は、「白桃」「清水白桃」をはじめ、「白鳳」「おかやま夢白桃」「白麗」「白皇」など多岐にわたります。収穫時期の異なる品種を組み合わせることで、6月下旬から8月にかけて長期間にわたり出荷されています。
また、摘果や一つひとつの果実への袋掛けなど、丁寧な栽培管理により、美しい白い果皮と上品な甘さ、なめらかな果肉を育むことが、この地域の桃づくりの特徴です。
一宮町(昭和31年当時)の桃熟れ具合を見る知事(岡山県立記録資料館より)
「清水白桃」発祥の地
一宮地区は、「桃の女王」と称される清水白桃の発祥地として知られています。
1932年(昭和7年)、現在の岡山市北区芳賀(当時の御津郡一宮町大字芳賀字清水[しょうず])で、育種家・西岡仲一氏が「白桃」と「岡山3号」を混植していた畑で偶然発見し、世に出したのが清水白桃の始まりとされています。(実生の発生を1924年ごろとする記録もあります)品種名の「清水」は、発見された地名に由来して名付けられました。
清水白桃は、上品な甘みと豊かな香り、とろけるような果肉が特徴です。一方で、果肉が非常にやわらかく繊細なため、わずかな衝撃でも傷みやすく、選果や輸送には高度な技術と丁寧な取り扱いが欠かせません。
現在も発祥の地である一宮地区では、先人から受け継がれてきた栽培技術を大切にしながら、品質向上に向けた取り組みが続けられています。

今回の視察では、選果場での品質管理や出荷体制を確認するとともに、一宮地区が長年培ってきた桃づくりの歴史や産地の特徴について改めて知る機会となりました。
クラカグループでは、今後も産地との情報共有や現地視察を重ねながら、生産現場の取り組みや青果物の魅力を積極的に発信し、生産者と消費者をつなぐ役割を果たしてまいります。
桃太郎のモデルとされる 吉備津彦命(きびつひこのみこと) を祀る 吉備津彦神社


