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高知県のピーマン産地を訪問|芸西地区の圃場視察と今後の取り組みを確認
2026年(令和8年)7月3日(金)、クラカグループ 倉敷青果株式会社 カット野菜部課長の河合が、JA全農青果センターの成田様とともに、JA高知県本所および安芸地区を訪問しました。
当日は業務向けピーマンの販売に関する意見交換や芸西集出荷場での情報共有、栽培ハウスの圃場視察を通じて、今シーズンの生産状況や今後の取り組みについて理解を深めました。

JA高知県でピーマンの取り組みについて情報交換
JA高知県本所では、JA高知県営農販売事業本部 園芸販売部特産販売課の沼課長、三井担当と商談を行いました。
商談では、冬春に進めてきた業務向けピーマンの振り返りと意見交換を行うとともに、次年度に向けての課題や夏秋の取り組みについて情報を共有しました。
また、大手外食チェーン店向けの千両なすや、大手コンビニエンスストアの地域原材料を活用した商品についても話題となり、販売状況や品目について意見を交わしました。
あわせて、地域の作付け動向についても情報共有があり、ピーマンは今後栽培面積が増加する見込みである一方、きゅうりは伸び悩んでおり、なすやピーマンへの転換が進んでいるとのことでした。
芸西集出荷場でピーマンの出荷状況を確認
続いて、JA高知県の芸西集出荷場を訪問し、安芸営農経済センター営農指導課芸西ブロックの小松担当、芸西集出荷場の早野担当にご対応いただきました。
芸西地区はピーマンの主要産地の一つで、業務用を含めた安定供給に向けて生産が続けられています。今回の訪問では今シーズンの出荷状況や今後の見通しについて情報交換を行い、産地の現状を直接確認しました。

ピーマン圃場を視察
その後、早野担当、小松担当のご案内のもと、芸西地区ピーマン部会副部会長である岩宗様のハウス圃場を訪問しました。

視察した圃場では、シーズン後半を迎えた「みおぎ」という品種のピーマンが栽培されていました。安芸地区の生産者のほとんどが「みおぎ」を栽培しており、芸西・安芸地区全体の栽培方法は土耕栽培が9割、養液栽培が1割を占めています。
今シーズンは台風や直近の曇天の影響で出荷量は少なめでしたが、この産地では9月末から翌年7月上旬頃まで長期間にわたって出荷が行われています。
そうした中、岩宗様の圃場では昨年からロックウール(玄武岩などの鉱物を繊維状にした人工培地)を用いた養液栽培にも取り組んでおり、土を使わないため病害虫の影響を受けにくく、水分や養分を細かく管理できることから、安定した品質の栽培が可能になっています。栽培方法は地域によっても異なり、高知県西部の産地では夏秋期に雨よけ設備を活用した栽培が行われているそうです。
また、両地域ではピーマン以外にも、なす、花き、ししとう、ゆずなど多様な品目が栽培されており、地域の農業の多様性を実感しました。
ロックウールを利用したピーマン栽培。赤いピーマンは緑色のピーマンが完熟した状態。甘みが増して、ビタミンCやビタミンE、β-カロテンなどの栄養価も高くなる。
産地との情報共有を新たな提案へ
今回の訪問では、業務向けピーマンの販売状況や産地の出荷見通しを共有するとともに、圃場で実際の生育状況を確認することができました。また、千両なすなど他品目を含めた今後の提案についても意見を交わす機会となりました。
クラカグループでは、今後も産地との情報交換や現地訪問を重ねながら、生産現場の状況や販売動向をもとに、ご要望に応じた青果物の提案と安定した供給につなげてまいります。





