玉ねぎの鉄コンテナ輸送についてご紹介します。
今回は、玉ねぎを仕入れる時に使用する鉄コンテナ(通称:鉄コン)についてご紹介します。
本来、野菜の仕入においてはダンボール箱やプラスチックのコンテナを使用することがほとんどですが、
カット野菜部で加工用業務用の国産玉ねぎについては、写真のような鉄コンテナを使用することもあります。
鉄コンテナ一つの中に、約450~500kgの玉ねぎが入ります。
産地で詰められた玉ねぎは、そのまま弊社の玉ねぎ保管用冷蔵庫に格納し、カット処理に回されます。
鉄コンテナのメリットは・・・
①大容量なので、大量の野菜を運ぶ際に積み下ろしの手間が少ない。
→物流費の削減
②ダンボール資材費がかからず、経済的で環境にも優しい。
→資材費・ごみ処理費の節約
③風通しのよい環境で保管でき、2段・3段と重ねた場合も下の段の野菜に負担がかからない。
→材料のロスや廃棄の削減
などがあります。
皆様は「国産野菜は輸入野菜よりも高い」というイメージをお持ちかもしれません。
しかし、上記の鉄コンテナの使用のように、仕入にかかる経費をできる限り減らす工夫をすることで、消費者の皆様にも手に取りやすい価格で国産玉ねぎを食べて頂けると考えています。
これから当市場では、コンシューマパックサラダ(消費者向けパックサラダ)工場の増設工事に入ります。
増設が完了すれば、コンシューマパックサラダの生産は従来の4倍になり、消費者の皆様に安定的に便利なサラダを供給できることになります。
私達社員が、無駄の削減について徹底的に考え、工夫していくことが、消費者の皆様に喜んで頂くことに繋がるのだということをいつも心に置き、向上心を持って日々業務に取り組んでいます。