農林水産省園芸作物課が視察:成長モデルの卸売市場と加工施設併設事例
2022(令和4)年8月2日、農林水産省園芸作物課園芸流通加工対策室の皆様が、クラカグループ倉敷成果株式会社の事業を視察するため来社されました。

今回の視察は、新型コロナウイルスの影響などにより青果市場を取り巻く厳しい状況の中、卸売市場と加工野菜施設を併設し、成長を続ける成功例として倉敷青果へお越しいただいたものです。ご来社いただいた皆様の中に倉敷市出身の方がいらっしゃったこともあり、終始和やかな雰囲気の中で視察が行われました。

まず会議室において、カット野菜部による加工・業務用野菜の生産利用拡大、そしてクラカアグリによる園芸産地づくり支援といった、弊社の独自戦略について説明させていただきました。
続く意見交換会では、商品の実需者への安定的な供給や、栽培農家への具体的な支援方法などについて活発に意見が交わされ、国の中核機関と現場が知恵を出し合う、大変有意義な時間となりました。

その後、農産物処理加工施設や集出荷貯蔵施設など市場内をご案内し、安全に配慮された加工作業が行われている現場をご覧いただきました。
現在、『単身世帯の増加』『女性の社会進出』『高齢化』といった社会構造の変化により、カット野菜やキット野菜のニーズは益々増加傾向にあります。
倉敷青果(クラカグループ)は、こうした需要の変化に確実に対応すべく、今後も安全・安心な国産の加工・業務用野菜の安定供給に、グループ一丸となって尽力してまいります。
ご来社いただき、誠にありがとうございました!