JAみい管内大刀洗町の「レタス」、福岡のいちご「あまおう」の圃場を訪問しました
2024(令和6)年3月28日(木)、倉敷青果株式会社カット野菜部課長の河合、今回が初の訪問となる作間が各ご担当へのご紹介とご挨拶を兼ねて、福岡県三井郡大刀洗町の『JAみい大刀洗集出荷場』及び久留米市の『JAみい園芸流通センター』を訪問しました。
>> JAみい昨年の訪問の様子 <<
まず最初にJAみい大刀洗集出荷場を訪問し、平田玉レタス部会長が栽培している玉レタス圃場(ほじょう:畑や田んぼのこと)を見学しました。契約仕入れを行っているということもあり、白水係長、光安主任とともに生育状況の確認をしました。
JAみい管内では約80品目の野菜が栽培されており、町の面積の6割を農地が占める大刀洗町ではレタス類の生産が盛んに行われています。大刀洗町のレタスは品質が良く、みずみずしい葉はパリッとした食感で、量販店や加工業者からの需要が高いです。4月の中旬から出荷量が増える見込みであり、5月上旬まで取り組む予定です。
続いて、現在福岡県のブランドいちご「あまおう」の取引きを行っている、JAみい 園芸流通センターを訪れました。まず、安丸センター長、木崎係長、高田係長に作間のご紹介とご挨拶を行い、その後、木崎係長とともにJAみいの井手いちご部会長のいちごハウスを視察し、商談を行いました。
こちらのハウスでは地面の土を使って栽培する土耕栽培と、作業しやすい高さに高設ベンチを作って栽培する高設栽培を行っています。
高設栽培を行うメリットは、いちご狩りの様子をご想像いただければわかりやすいですが、作業が人間の胸の高さで行えるため、腰や膝への負担が軽減される点にあります。
しかし、あまおうの栽培については、大地にしっかり根を張ることで、土の保水力、肥沃度、適度な温度など様々な自然の恵みを十分に受けることができるため、甘くてみずみずしい「あまおう」を生産することが可能です。足腰への負担が大きく、肉体的に大変な作業になりますが、このような理由から高設栽培が普及しつつある現在でも、60~70%の割合で土耕栽培が行われているそうです。
『あまおう』について
あまおう(品種名:福岡S6号)は福岡県生まれのいちごの品種です。
その名称は1,913件の公募の中から選ばれ、特長を表す4つの言葉「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字から作られ、さらに「甘いいちごの王様になるように」という願いも込められています。
生産は福岡県でのみ行われ、いちご狩りも福岡県内でしかできないという徹底した栽培管理のもと、福岡県産農産物のブランド力向上のため大切に育てられています。
特長は見た目が大きく丸みがあり、鮮やかな赤色で、高い糖度によるしっかりとした甘みとジューシーな味わいがあります。その甘みとジューシーさから、生食はもちろん、ケーキやジャムなどの加工品にも幅広く利用されています。
高級いちごとして人気が高く、その見た目と味わいから、贈答品としてもよく選ばれています。その人気は国内にとどまらず、主にアジアの富裕層や中流層の間で人気を博しており、現在、香港、台湾、シンガポールなどへ輸出されています。
この度の訪問にあたりまして
JAみい大刀洗集出荷場
白水係長、光安主任
JAみい園芸流通センター
安丸センター長、木崎係長、高田係長
お忙しい中、ご対応いただきましてありがとうございました。
これからも福岡県産農産物の普及、発展に貢献し、安全・安心な食の提供に尽力してまいります。
また、クラカグループが運営している『ダイヤモンドピザ&コーヒー』でも、いちごを使ったスイーツをご用意しております。
お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
営業時間 11:00 – 21:00(年中無休)