レタス、チンゲン菜、サンチュ圃場視察のためJAみい管内を訪問しました
2023(令和5)年4月12日（水）、福岡県久留米市の『JAみい園芸流通センター』及び三井郡大刀洗町（みいぐん たちあらいまち）の『大刀洗集出荷場』へ、クラカグループ倉敷青果株式会社カット野菜部課長の河合が、今後の契約取引の打合せと圃場視察の目的で訪問しました。
『JAみい』は、福岡県中央部の平坦な農村地帯に位置し、管内では80品目もの多様な野菜が栽培されています。中でも、小松菜・サニーレタス・グリーンリーフ・水菜・ほうれん草・チンゲン菜などの葉物野菜は、当社の加工・業務用野菜の主要な取引先として、安定供給に貢献していただいています。
JAみいは、2005（平成17）年に『JAみい園芸流通センター』を稼働させ、低温のパッケージセンターで箱詰めされた野菜を冷蔵車で実需者まで配送する強固なコールドチェーン体制を築きました。
同時期にカット野菜事業に注力していた当社は、JAみいの取り組みと多種多様な野菜に注目し、2006（平成18）年に契約取引を開始。この協働により加工・業務用野菜の生産量が増えたことが評価され、2009年にはJAみい野菜部会協議会（生産者）、当社蔬菜部（中間事業者）、当社カット野菜部（旧洗浄野菜プロジェクト・実需者)で構成するグループが『国産野菜の利用拡大優良事業者 農林水産大臣賞』を受賞するに至りました。
現在では、『JAみい園芸流通センター』には、『真空予冷施設（野菜表面の水分を蒸発させ、その時の気化熱で芯まで冷却する）』も整備され、鮮度保持技術がさらに進化しています。
当社も冷蔵車と直結する高床式ドッグシェルター付き集出荷貯蔵施設や低温管理のカット野菜工場を整備し、産地と流通が一体となって、より安全・安心で鮮度の良い加工・業務用野菜の生産体制を築いています。
この度の訪問にご対応いただきました、JAみい大刀洗出荷場の仲野係長、白水係長、JAみい園芸流通センターの安丸センター長、木崎係長、小坪係長、荒巻様、並びに圃場視察にご対応いただきました、平田部会長（玉レタス）、西岡部会長（チンゲン菜）、久保田様（サンチュ）の皆様、ありがとうございました。
今後もお客様にJAみいのおいしい野菜をお届けできるよう尽力します。