白ネギ、かぼちゃ、ジャガイモの圃場視察と商談のためJAおとふけ、JAめむろを訪問しました【カット野菜部・蔬菜部】
2024(令和6)年7月8日(月)、7月9日(火)の2日間、クラカグループ倉敷青果株式会社カット野菜部課長の河合、蔬菜(そさい)部課長の池内が北海道十勝地方の産地を訪問し、商談と施設、圃場(ほじょう:畑や田んぼのこと)の視察を行いました。
今回の産地訪問では、JAおとふけ、JAめむろ、JAさつない、JAさらべつを訪れ、クラカグループおよびカット野菜部の取り組みを説明し、今後の仕入れや販売について商談しました。
新嵐山スカイパーク展望台から十勝平野の眺め(芽室町)と十勝が丘公園の花時計(音更町)
7月8日に加工用白ネギの仕入れ産地であるJAおとふけにて山岸課長、坂上係長、佐藤担当にご対応いただき、取り組みを行っている加工用白ネギの商談を行い、その後、人参、白ネギの選果場を見学しました。
冷却と傷の防止のため、水槽へ投入された後、選別エリアに搬入し不良品を除去する
人とカメラを使って、一般消費者用と加工用に選別されている
続いて、白ネギの圃場を視察しました。
JAおとふけ管内の白ネギ圃場。8月下旬から11月中旬まで出荷が行われる
翌日7月9日には、くり将軍、蔵の匠(くらのたくみ)を中心に、かぼちゃの主要仕入れ産地であるJAめむろにて、熊坂販売担当にご対応いただき、生産状況やかぼちゃを含めた他の品目に関する商談を行いました。
JAめむろ本部事務所。かぼちゃをはじめ、面積・生産量とも日本一のスイートコーンやごぼう、だいこんやながいもなどの作付けが盛ん
商談を終えた後、かぼちゃ、じゃがいもの圃場へ向かいました。
JAめむろ管内のかぼちゃ圃場
JAめむろの主力品種、くり将軍は8月中旬から12月にかけて全国へ出回る
じゃがいもの圃場。芽室町では現在14品種の馬鈴しょを栽培。種子から生産まで一貫した管理で多様なニーズに対応している
この度の訪問に際しまして、ご多忙の中ご対応いただきました
JAおとふけの山岸課長、坂上係長、佐藤担当、
JAめむろの小笠原課長補佐、休場主幹、熊坂販売担当、
JAさつないの田中部長、佐藤課長、
JAさらべつの梶原部長、貫田係長、藤沢係長、大場販売担当、佐々木販売担当、
皆様に心より感謝申し上げます。
今後も産地の皆様との連携を一層深め、消費者ニーズに応える安全・安心な食の安定供給に全力を尽くしてまいります。
JAめむろ熊坂販売担当と当社池内(撮影:当社河合)
かぼちゃの品種紹介
当社がJAめむろと取り引きを行っている代表的なかぼちゃ2品種をご紹介します。
くり将軍
「将軍」という名前とは対照的に、甘さとホクホク感が特長です。高い貯蔵性を持ち、冬に向けて保存すると甘みがさらに増します。粉質感と糖度のバランスが良く、蒸し料理や煮物にすると粉ふきいものような食感を楽しめます。また、食物繊維が豊富で油との相性も良いため、天ぷらにも最適です。
蔵の匠
栗系のホクホクした食感と甘い果肉が特徴的です。甘さとホクホク感のバランスが絶妙で、秋の食卓に欠かせない存在となっています。様々な調理法に適しており、煮物や天ぷらといった和食はもちろん、スイーツにも最適です。その美味しさは、きっと秋の訪れを感じさせてくれるでしょう。