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シダックスグループのエス・ロジックス株式会社様、栄養士の皆様、およびマルマサフード様がご来社しました

シダックスフードサービス株式会社の栄養士12名、マルマサフード様、エスロジック様がご来社しました

2024(令和6)年7月12日(金)、クラカグループ倉敷青果株式会社カット野菜工場と関連施設の見学および商談のため、シダックスグループエス・ロジックス株式会社様、シダックスコントラクトフードサービス株式会社様およびシダックスフードサービス株式会社様から栄養士12名、株式会社マルマサフード様がご来社されました。

シダックスフードサービス株式会社の栄養士12名、マルマサフード様、エスロジック様がご来社しました
 

シダックスグループでは『シダックスのSDGs経営方針』の中で、課題解決方針として「給食提供に際して発生する食品ロスの削減」を掲げています。

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今回の来社は、カット野菜の端材はざい(材料から必要な部分を取った後の残りの部分)と市場流通の規格外品を活用し、お客様、シダックスグループ、当社の三者にとってメリットのある取り組みを検討するためのものです。
 
なお、当社のSDGsへの取り組みについてはこちらでご紹介しています。

 
ご来社いただいた皆様は、当社社屋3階の会議室にて、この日の予定の確認と参加者の顔合わせを兼ねたミーティングを行いました。
シダックスグループからエス・ロジックス株式会社の弘中様、栄養管理担当の益野様のご挨拶があり、当社からはカット野菜部課長、藤原の挨拶がありました。続いて栄養管理担当の大下様からのお話があり、その後、参加者全員による自己紹介が行われました。

ミーティング
1班の自己紹介

 
ミーティングの後、皆様は二つの班に分かれて社内施設の視察に向かいました。
まず、青果物の出荷・搬入作業が行われる荷受所を見学し、続いて産地から届いた青果物を保管しているプロセスセンターへ移動しました。

プロセスセンターへ向かう
 
プロセスセンターでは藤原より、取り扱い野菜の紹介や使用方法、直近の野菜の生育状況などの説明がありました。
参加者の皆様は、実際に野菜を手に取って観察したり、施設内の様子を撮影したり、メンバー同士で意見交換をしたりするなど、熱心に視察されていました。

プロセスセンターでの説明
プロセスセンターでの見学の様子
 
プロセスセンターの見学後、今度はカット野菜工場へ移動しました。
工場に入る前に、体温チェックと持ち込み品の確認申請をしていただきました。そして、清潔な作業着に着替え、帽子とマスクを着用し、吸塵機で毛髪や塵埃を除去した後、手洗いと消毒を実施。さらに、履物を履き替え、エアシャワーを浴びて作業室へ入室、となります。
このように皆様には、従業員と同様に徹底した衛生管理のもと、見学に臨んでいただきました。

工場内では、実際の作業を観察しながら、カット野菜の製造工程、製品の種類とその用途、そして加工時に発生する端材について詳細な説明を受けていました。

カット野菜工場内での説明
カットされたカボチャ
 
カット野菜工場の視察を終えると、再び本社屋3階へ戻り、グループに分かれてのディスカッションとなりました。
テーブルの中央には端材のサンプルが置かれ、それぞれの規格や想定される使用方法について藤原が説明を行いました。参加者の皆様はサンプルを手に取りながら、端材をどのように有効活用できるかについて活発に意見を交わしました。

カット野菜サンプル
グループディスカッション
 
ディスカッションの合間には、既に納品実績のあるバナナジュースの試飲も行われました。参加者の皆様からは「甘くておいしい!」との声が上がり、慌ただしいスケジュールの中で、ほっと一息つく時間を過ごしていただけたようです。

バナナジュース試飲
 
ディスカッションを終え、益野様から視察全体を総括する挨拶があり、全日程を終了しました。
 
今回の視察を通じて、シダックスグループの皆様に当社のカット野菜製造の工程をご覧いただき、食品ロス削減という共通の課題に向けて、端材や規格外品の有効活用について具体的な議論ができたことは、大変有意義であり、また今後の協力関係を深める契機となれば幸いです。

このような取り組みを踏まえ、クラカグループは今後もお取り引き先との継続的な対話と協力を通じて、持続可能な社会の実現に向けて邁進してまいります。