持続可能な社会の実現に向けた、クラカグループのSDGsに対する取り組み
2024(令和6)年4月26日、クラカグループは、持続可能な社会の実現に向けて、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念に賛同し、その達成に向けた取り組みを積極的に推進していきます。
SDGsとは
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略です。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。SDGsの目標は相互に関連しています。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。
>> SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは? 17の目標ごとの説明、事実と数字 <<
クラカグループではこれまでも、フードロスや地域の農業支援活動など、様々な問題解決に取り組んできました。今回、SDGsの取り組みを改めて宣言することで、社会に対するより一層の責任を持ち、これらの課題に積極的に取り組んでまいります。
クラカグループ SDGs宣言
積極的な取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「食」を支える
常に時代の変化を汲み取り、
安全と安心を安定して食卓へお届けするために、
「食」の可能性を追求し続けてまいります。
【主な取り組み】
- 栽培から流通までを明確化した「トレーサビリティ」システムの導入
- 野菜の鮮度を保つ「コールドチェーン」の導入
- ISO22000 食品安全マネジメントシステムの認証取得
働きやすい職場づくり
仕事と家庭の両立を支援する制度の充実や、
積極的な人材育成を通じて、
従業員の成長を支援してまいります。
【主な取り組み】
- 資格取得手当支給等による自己啓発支援
- 従業員の健康維持促進のためのパーソナルジム経営
- 性別を問わない育児・介護休業 の取得促進
事業を通じた環境配慮
リサイクル推進やCO2排出量削減への取り組みなど
環境に配慮した事業活動を通じて、
環境保全に貢献してまいります。
【主な取り組み】
- 再生可能エネルギーの活用
- 野菜残渣の飼料としての再利用
- 廃棄物の適正処理・削減への取り組み
倉敷のために
地域活性化に繋がる取り組みや、地域農業の振興への取り組みを通じて、
持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
【主な取り組み】
- 地元人材の積極 採用
- 岡山県内の遊休農地・水田の有効活用
- 地域住民の野菜収穫イベント・食育講座・農業インターンシップ受入
【過去の取組みをご紹介】
SDGsの達成に向けた取り組みは世界的に広がっており、当社と同じく食に関わる企業や団体も独自の特色や強みを活かした活動を行っております。
当社へも生鮮青果を届けて下さっているJAグループでは、地域に応じた環境負荷を軽減する農業生産体系を目指しています。生態系の保全に寄与するとともに、生産基盤の重要な要素である担い手の確保・育成、そして農地の保全と活用に努めています。また、肥料、農薬、飼料の使用時に発生するプラスティック廃棄物の適切な処理を促進し、違法な焼却を防ぐための営農指導を行い、環境と人体への影響を考慮した生産を推進しています。
>> SDGsとJAグループ <<
また、きのこ類の産地でお世話になっているホクト株式会社では、健康的な食生活の提案として、腸内環境改善や免疫力向上などの機能性研究に取り組み、新品種の開発や栽培方法の確立を推進しています。また、「きのこで菌活」というコンセプトを通じて、毎日の食事にきのこを取り入れることを推奨し、子どもたちへの食育活動を行っています。この活動を魅力的にするために、きのこの効果や健康メニューに関する情報を積極的に発信しています。
>> SDGsへの取り組み | ホクト株式会社 <<
クラカグループのSDGsへの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた一歩です。
当社はこの宣言を単なる目標ではなく行動指針として掲げ、全従業員が一丸となって取り組み、また産地の皆様とも連携して、食を通して皆様の健康的で豊かな生活を支える企業として挑戦を続け、社会に貢献してまいります。