岡山県倉敷市の青果市場

大学生対象インターンシップを行いました!

2023(令和5)年2月9日(木)、16日(木)、18日(土)の3日間、大学生を対象としたインターンシップを行いました。

 

今回は、「1日仕事研究~食品専門商社の営業・カット野菜の生産管理・事務について学ぼう~」と題して実施。午前中は、座学や社内見学、午後から社員との交流や課題解決型ワークショップをおこない、当社に対する理解を深めていただきました。

 

 

社内見学は、まず産地から届いた青果物を保管しているプロセスセンター(貯蔵庫)からスタートしました。

プロセスセンターでは、一年を通して安定的に新鮮な青果物を供給するために温度管理を徹底しています。最近量販店などでよく見る、2~3個入りの袋詰めの野菜はプロセスセンター内のピッキング室で小分けにされますが、タブレット端末を使用したピッキングシステムの導入により、梱包指示が格段にわかりやすくなり効率的になりました。

 

プロセスセンターを出た後は、バナナ室(ムロ)と呼ばれるバナナを保管している場所を見学しました。バナナは、法律により青い状態でしか輸入できないため、こうした施設で細かく温度と湿度を管理することで、徐々に出荷できる状態まで色付けする必要があります。スーパーではなかなか見られない青いバナナに参加者の皆さんも驚いたようでした。

 

カット野菜の製造過程では、どうしてもくず野菜が出てしまいます。そこで、家畜が食べられるものと食べられないものとに分けてコンテナに入れておき、契約農家や当グループの農業生産部門クラカアグリの圃場などで使用しています。

こうした取り組みは循環型農業(廃棄物などを有機資源として活用したうえで環境の負荷軽減を目指す農業体系)につながり、国際連合が掲げるSDGsの『つくる責任つかう責任』の一環となります(ごみを減らし、使えるものは繰り返し使い、資源になるものは再利用する)。

 

工場内の出荷室では、主に袋サラダやカップサラダなどを中心とした加工品の出荷が行われています。X線異物検出ラインを使って、異物が入っていないか確認した後、出荷先ごとにコンテナに分けられ出荷の時を待ちます。

 

広い市場内を一周して、青果物の仕入れ、貯蔵からカット野菜の製造、出荷までの一連の流れを掴んでいただけたのではないでしょうか。

 

 

午後からは、午前中の学びを活かして、若手を中心とした社員と一緒に、インタビュー形式で当社の業務内容についてより理解を深めていただきました。

 

 

それぞれ部署は異なりますが、先輩社員が共通して伝えていたことは、『情報収集力』と『調整力』、そして、『対応力』が大切だという事。どれも初めからできる事ではありませんが、当社では、会社としての研修制度が充実していることはもちろん、部署ごとに先輩社員が丁寧に教えサポートし合う環境があります。この距離の近さも、クラカの自慢の一つです。

 

当社の業務内容について学んでいただいた後は、部署ごとに過去の実例に基づいて作成された課題に取り組んでいただきました。

社会人にとっては当たり前のことでも、学生の皆さんには難しい課題も多かったかもしれません。それでも、積極的に自分なりの考えを発表する姿は、若手社員にもいい刺激になったようでした。

 

 

食品専門商社としての当社の業務内容を一日でお伝えできる内容は限られますが、今日の学びが少しでも参加者の皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。

 

当社では、今後もインターンシップや会社説明会などを行ってまいります。以下のリンクから詳細をご覧いただき、ぜひご参加ください!

 

<当社参加企業説明会>

>>3/3(金):岡山県合同企業説明会<<

>>3/4(土):マイナビEXPO<<

 

<3月に実施する会社説明会への申し込み先>※2024年入社を目指すうえで会社を見学できる最後のチャンスです!

>>リクナビ<<

>>マイナビ<<