中電工ワールドファームの方々が来社されました
2021(令和3年)年5月13日(木)、株式会社中電工ワールドファームの代表取締役後藤智明様、世羅営業所課長の黒田智広様がクラカグループに来社されました。
今回の来社は、倉敷青果荷受組合 理事長 冨本と農地所有適格法人 クラカアグリ 牛丸が昨年12月に広島県にて講演したセミナーでの縁で実現したもので、クラカグループからは、倉敷青果荷受組合 理事長 冨本尚作、顧問 冨本啓作、同組合蔬菜部の高橋、藤井、池内、鄭、寺見、山本、同組合カット野菜部の寺田、河合、田中、クラカアグリからは牛丸、岡が出席しました。
中電工ワールドファームは、茨城県のワールドファームと広島県に本部を置く株式会社中電工とが、2015(平成27年)年に設立した合弁会社で、「アグリビジネスユートピア構想」を推進しています。
「アグリビジネスユートピア構想」とは、大規模農場(生産拠点)の中心に加工工場を設置し、地域活性化を図ると共に循環型社会(廃棄物をリサイクルすることで天然資源の消費を減らす)の形成などと合わせる構想です。
中電工ワールドファームはそうした生産拠点の一つです。
同社で生産されている『世羅のしろねぎ』は、世羅台地の圃場で土づくりからこだわった栽培をしており、寒暖差のある標高373mの世羅高原で、美味しい水と空気によって育てられたしっかりとした味と香りが特徴の白ねぎです。
その他に、世羅と庄原の両圃場で生産されている、ほうれん草・枝豆・アスパラガス・キャベツについてもご紹介いただきました。
いずれの野菜も、有機物を主とした肥料・資材での土づくりによる栽培管理から選果・出荷まで安全・安心にこだわり機械化を進めて安定した供給ができる体制が整っているとのことでした。
また、『農業の担い手育成』『耕作放棄地の拡大阻止』など政府方針の『強い農業づくり』にも取り組んでおり、クラカアグリが掲げる『中山間地域での農業の活性化』とも類似しており、共感を得るものがありました。
年々減少傾向にある野菜・果実の需要や、高齢化・過疎化による生産農家の減少に対応し、農業を活性化し西日本の食を支えていくことはクラカグループの責務でもあります。
今後の取引については、それぞれの品目の収穫時期に合わせて改めて検討していくことになりましたが、情報交換の場としても非常に有意義な時間となりました。
中電工ワールドファームの皆様、ご来社いただきありがとうございました。