和歌山県「JA紀南」「和歌山県農業協同組合連合会」の皆様が来社されました
2023(令和5)年2月13日(月)、JA紀南の坂本様、岩見様、谷口様と和歌山県農業協同組合連合会の團栗様が来社されました。当社からは、顧問の冨本をはじめ蔬菜部で和歌山県産の果実や野菜を担当している鄭、カット野菜部仕入担当河合が出席し、今年度の販売に向けて梅を中心とした情報交換を行いました。
JA紀南は、和歌山県南部の紀南エリアの一部にあたる田辺市・西牟婁郡一円の9つのJAが合併して発足した本州最南端のJAです。
当社とのお取引の歴史は古く、実に約50年。梅をはじめとして、みかん・八朔・レモンなどの柑橘類はもちろん、レタス・大根・トレビスといった野菜まで取扱品目は多岐にわたっており、当社お取り引きの単協(地域ごとに設置されている農協)では上位のお取り引き先です。
和歌山と言えば、みかんと梅です!
みかんは、温暖な気候と太陽の恵みのもとに育てられ、梅に次ぐ紀南地方の特産物です。9月の極早生みかんにはじまり、早生や木熟みかんなどが続き12月頃ピークを迎えます。当社の昨年の冬ギフト商品として初めて取り扱った『木熟みかん極天』は、最高級の高糖度みかんという事で人気の商品となりました。
様々な種類があるみかんですが、とにかく栄養豊富!高血圧や動脈硬化などを予防する「ヘスペリジン」や腸の働きを整える「食物繊維」は、袋や白いスジに多く含まれるため、そのまま食べる方がよりしっかりと栄養を摂取することができます。
JA紀南での梅の取り扱い品種は、梅干しやジュースなどの加工に適した『南高梅』や梅酒用に最適な『古城梅』、小さな実の『小梅』があります。1月~3月にかけて春の訪れを告げるように花が咲き始め、5月~6月にかけて順に実をつけていきます。ご来社いただいた頃には例年並みに開花してきているとの報告もありました。
果実類が有名な和歌山県ですが、実はJA紀南管内のすさみ町は国産レタス発祥の地。当社でも以前よりカット野菜用にお取り引きさせていただいています。一年中需要のある野菜は、収穫時期の異なる産地をつなぐ『産地間リレー』を行い安定供給を図りますが、本州最南端であるJA紀南のレタスは、他の産地に比べて葉が凍るほど冷え込むことがほとんどなく品質が安定しているため、11月~1月にかけて特に重宝されています。他にも、カット野菜用に大根やトレビスといった野菜の取り扱いも増えてきています。
当社は、東西南北いずれからもアクセスできる倉敷ジャンクションが近くにあり、物流の便利さは西日本一を誇る青果市場です。量販店等の物流ではセンター扱いが増え、地域性がなくなっている昨今、こうした立地の良さは強みの一つと考えます。見学も随時受け付けておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
JA紀南、和歌山県農連の皆様、ご来社いただきありがとうございました!