alic(エーリック)発行の月報「野菜情報」に倉敷青果株式会社が掲載されました!
2024(令和6)年6月6日(木)、独立行政法人農畜産業振興機構alic(エーリック)が発行する月報『野菜情報6月号(第243号)』に「青果物卸売業者によるカット野菜事業の展開」の調査・報告として、倉敷青果株式会社の事例が掲載されました。
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この調査・報告は日本獣医生命科学大学の木村彰利教授によってまとまられたもので、当社からは、カット野菜部部長の寺田と久郷、クラカグループの農業生産部門であるクラカアグリ株式会社の岡が協力させていただきました。
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記事では、地方の青果物卸売業者である当社と、クラカグループに焦点が当てられ、青果物流通の厳しい環境下において取扱額を拡大し、原料野菜の契約栽培により国産野菜の消費拡大と安定調達を実現していることが紹介されています。
卸売業から加工業への進出が、付加価値の向上と収益性改善につながっていること、さらに、加工原料野菜の安定調達を目的としたクラカアグリの農業参入が、耕作放棄地の解消にも寄与していること、そして、これらの取り組みが国産野菜の生産振興や消費拡大に重要な示唆を与えていることなどが詳細に、そしてわかりやすく解説されています。
また、人材確保の困難さ、コストの高騰、物流問題など、将来にわたって安定的な経営環境を維持するための今後の課題についても言及されています。
木村教授によると、多くの地方卸売市場が業績不振に苦しむ中、当社は年々取扱額を増加させており、これは注目に値する成果である、と評しています。これは、当グループが時代の変化に迅速に適応し、新しい挑戦を続けてきた結果だと受け止めております。
当グループは今後も、絶えず変化する社会情勢に柔軟に対応し、安全・安心な食を提供することで、皆様の豊かで幸せな生活に貢献してまいります。