野菜流通カット協議会 現地視察研修会に参加しました(熊本・宮崎)
2026年2月12日から13日にかけて、クラカグループ倉敷青果株式会社カット野菜部が野菜流通カット協議会の現地視察研修会に参加しました。
今回の研修では熊本県と宮崎県を訪れ、青果市場、加工施設、ほうれん草・きゅうりの圃場を視察するとともに、交流会を通じて情報交換を行いました。
栽培現場から加工・冷凍技術、そして消費者のもとへ届くまでの流れを実際に見学することで、青果流通の仕組みや産地の取り組みについて認識を新たにする機会となりました。

植木青果市場を訪問|青果流通の現場を視察
研修会初日は、熊本市にある植木青果市場を訪問しました。
同市場では熊本県産を中心に大分県や長崎県など九州各地から青果物を集荷し、夕方の競りで販売する流通体制が取られています。

市場内では青果物の保管技術として導入されている鮮度保持設備「ZEROCO(ゼロコ)」についても説明を受けました。
この設備は雪下野菜の保存方法をヒントに開発された技術で、温度約0℃・湿度100%弱の環境を維持することで、野菜や果実の鮮度を長期間保つことができるとされています。
近年は青果流通においても鮮度保持技術の重要性が高まっており、市場の新しい取り組みとして大変興味深い内容でした。
▼夕競りやZEROCOなど、植木青果市場の取り組みについては「佐賀県のベジタブルさが雅、熊本県の植木青果を訪問しました」のトピックスにて詳しく紹介しています。


その後、宮崎へ移動しての交流会では、野菜流通カット協議会の参加企業同士で情報交換が行われ、各社の取り組みや流通の課題について意見交換を行いました。
ジェイエイフーズみやざきを視察|冷凍ほうれん草の生産と加工
2日目は宮崎県西都市にあるジェイエイフーズみやざきを訪問し、ほうれん草の栽培圃場と冷凍野菜製造の工場を視察しました。
宮崎県は国産冷凍ほうれん草のシェアの7割強の主要産地の一つとして知られており、安定供給を支える生産体制と加工技術が整備されています。
宮崎県の胡瓜農家を訪問|高収量を実現する栽培技術
続いて宮崎県国富町にある胡瓜農家、今村泰治様のハウスを訪問しました。
今村さんはJAみやざき中央国富支店胡瓜部会長を務められた経験もあり、現在はつる下げ栽培による胡瓜生産を行っています。
一般的な胡瓜の平均反収は約20トンとされていますが、今村様の圃場では28トンの収量を記録しており、高い栽培技術がうかがえました。

青果流通を理解する貴重な研修機会
今回の視察では、青果市場、食品加工施設、そして生産農家といった野菜流通の様々な現場を訪問しました。それぞれの現場での取り組みを実際に見ることで、青果流通の仕組みや産地の努力について改めて理解を深めることができました。
クラカグループでは、こうした研修や情報交換の機会を通じて、より価値のある商品づくりと安定した供給体制の構築に取り組んでまいります。

日本最大級の古墳群として知られる歴史公園「西都原古墳群」。春は桜と菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが咲き、季節の彩りが広がります。




