岡山県倉敷市の青果市場

撮影用ドローンにナンバープレートが付きました!

2022(令和4)年6月より、無人航空機(ドローン)の所有者情報、機体情報、使用者情報の申請、管理を行うため、100g以上の大きさの無人航空機に対して登録記号(車で言うナンバープレート)を表示することが、国土交通省航空局により義務化されました。

それに伴い、クラカアグリ(農業生産部門)の圃場上空撮影などに利用していたクラカグループの撮影用ドローン(約600g)にも登録記号を表示する為、国土交通省ドローン情報基盤システム(DIPS)に機体登録を行い、ナンバープレートを貼り付けました。

 

 

こういった撮影用ドローンを使用しての紹介動画やホームページ制作、及びパンフレット制作、さらにグループ内のあらゆるシステムの管理は、全て社内の『情報管理室』という部署で行っています。

 

クラカグループは1932年創業の『青果市場』を母体とする老舗企業ですが、『情報戦略』『システム化』を積極的に行っており、その業務を担っているのが、この情報管理室です。

 

情報管理室は『電算課』『システム課』『WEB事業係』の3つの部門に分かれており、電算課では、青果物の仕入れから販売・請求・在庫管理等を行う『青果基幹システム』に産地から青果物と一緒に送られてくる膨大な枚数の仕切り伝票(手書き)を、その日の内にシステムに入力し、データ化することで請求や支払いを迅速化すると共に、各種統計データやグループ内情報共有ツールとして利用している『グループウェア』『取引先データベース』などの情報管理も行っています。

 

それらシステムのネットワークやサーバー管理、ベンダーとのメンテナンス調整を行っているのがシステム課です。

蔬菜部(そさいぶ)では受注・出荷照合をタブレット端末等で行える『受注管理システム』などもあり、青果物の在庫管理を徹底することで、鮮度の良い商品を一早くお客様の元へ届けるよう努めています。

近年需要が増している加工・業務用野菜(カット野菜)を製造しているカット野菜部では、もっと多くのシステムを利用しています。

受注・販売・請求を管理する『販売管理システム』、FAXで送られた注文用紙を自動でデジタル化する『FAXOCRシステム』、カット野菜工場の基幹とも言える『重量計測器と連動された生産管理システム』、工場内の温度を一元管理する『低温管理システム』、ピッキング室ではカット野菜やホール野菜の梱包指示やラベル出力をタブレット端末で行う『ピッキングシステム』、更に市場や工場内には100台以上の監視カメラを設置しており、それを『レコーダー集中管理システム』で事務所内から現場の状況を確認できる環境も整えています。

 

 

また総務部や営業本部の『財務・勤怠・給料・証券管理システム』、農業部門の『営農支援ツール』、全社員の『PCやタブレットのセキュリティー管理』までを行い、時には新規システムの提案や、開発までも担うクラカグループの運営をITシステムで支える重要な部署となります。

 

最後に冒頭でも紹介しました、撮影用ドローンを用いての動画制作や、ホームページ制作、パンフレット制作等を行っているのがWEB事業係です。

当グループでは、青果物や食料品の販売、カット野菜の製造・販売、農業生産だけではなく、イタリアンレストラン、和食レストラン、パーソナルトレーニングジム等も運営しており、それら情報戦略の一環として今年新設されました。

多くの企業が『WEBサイト(ホームページ等)』『SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)配信』『動画配信』『EC(ネット)販売』などの情報配信に力を入れる中、クラカグループも岡山県倉敷市の地方卸売青果市場という枠組みに捕らわれず、常に『新しいことへ挑戦する』という経営理念の元、今後も皆様に信頼され、愛される企業であり続けるために全社一丸となって躍進してまいります。

 

 

追記:WEB事業係としての初仕事は、農業生産部門(クラカアグリ)のスイートコーンを産地直送通販サイト『食べチョク』でのEC販売でした。560件を超えるご注文を頂き、また『美味しかった!』と高評価もいただけ、クラカアグリスタッフ共々大変驚いております。ご注文いただいたお客様、大変ありがとうございました!

 

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