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キャベツ自動収穫機の見学会に参加しました|野菜流通カット協議会現地研修会

キャベツ自動収穫機の見学会に参加しました

2026年(令和8年)6月26日(金)、クラカグループ 倉敷青果株式会社 カット野菜部課長 河合が、茨城県つくば市で開催された野菜流通カット協議会の現地研修会「キャベツ自動収穫機見学会」に参加しました。

つくば国際会議場で行われた研修会では、キャベツの生産・収穫に関わるさまざまな内容について説明がありました。

説明会内容

  • 農研機構 北海道農業研究センター(北農研)
    事業の概要や目的、栽培管理の要点
  • ヤンマーアグリ株式会社、東京大学
    自動収穫機や移植機の特徴
  • JA鹿追町、日建リース工業
    キャベツ収穫における機械運用と情報システムの実際

その後、日本農業研究所 実験農場内のつくば良農へ移動し、高精度移植機による定植作業や自動収穫機による収穫作業を見学しました。

キャベツ自動収穫機

高精度移植機による定植作業を見学

圃場に到着すると、まず高精度移植機によるキャベツの定植作業を見学しました。

キャベツ定植機

キャベツ栽培では、定植時の株間や植え付け位置をそろえることが、その後の生育や収穫作業にも関わります。機械を使った定植作業を実際に確認し、栽培工程における機械化の進め方について理解を深めました。

キャベツ自動収穫機の説明・実演

キャベツ自動収穫機は、重量のある加工・業務用キャベツの収穫作業を機械化することで、生産者の身体的負担を軽減し、作業の省力化につなげる目的で導入が進められています。

今回見学した1条刈りの自動収穫機は、刈り取ったキャベツを機上で搬送し、乗車した作業者が鉄コンテナへ収容する仕組みで、コンテナ1基(約150玉分)を約8分で処理できるとの説明を受けました。

収穫から搬送、収容までを人と機械がスムーズに連携して行うことで、重量物を扱う作業の効率化と身体的負担の軽減が図られています。

機械化に適した産地と圃場づくり

キャベツの機械収穫は、大規模で平坦な圃場での導入に適しており、北海道や茨城県ではすでに導入事例があるとの説明がありました。一方、群馬県嬬恋村や長野県などでは、現時点では導入事例が少ない状況です。

また、圃場が多少ぬかるんでいても収穫機自体は稼働できるものの、収穫後の鉄コンテナを回収する機械が圃場に入れない場合があります。今回の見学では、機械化を進めるには収穫機の導入だけでなく、収穫後の作業まで見据えた圃場全体の環境整備も重要になることを改めて認識しました。

キャベツ自動収穫機説明

加工・業務用野菜の生産を支える機械化

キャベツをはじめとする加工・業務用野菜では、生産現場の人手不足や高齢化が進むなか、一定量を安定して生産・供給するための省力化や作業効率の向上が急務となっています。

実際の機械や作業を目の当たりにすることで、機械化が生産現場の省力化や作業効率向上に果たす役割の大きさを具体的に捉える貴重な機会となりました。

クラカグループとしても、こうした農業機械や生産技術の進展を注視しながら、加工・業務用野菜の安定した調達や供給につながる取り組みについて考えてまいります。

つくば良農のキャベツ圃場